2011年03月23日 01:24

東京電力がツイッターアカウント開設

カテゴリ:ニュース
首都圏を中心に計画停電を実施したり、福島原発の放射線漏れ
などで、連日注目を集めている東京電力ですが、ついに
ツイッターのアカウントを開設し、情報を直接発信することに
なりました。連日注目されていることも手伝い、アカウントに
対するフォロワーは、開設後たった1日で約20万人にも
上りました。

東京電力のツイッターによる情報発信の第一声は、《今日は
電力需要がかなり多かったのですが、皆様のご協力でなんとか
乗り切ることができました》というものでした。また
アカウントの自己紹介の欄には、停電や放射線の情報を
提供いたします」と明記されており、計画停電の予定や
放射線物質の飛散状況を心配する人たちにとっては
ぜひフォローしたいアカウントであることが伺えます。

これまで、東京電力の計画停電は計画性とは程遠い、必要に
応じて実施しただけの乱暴な計画停電でしたが、今後は
東電から直接、計画停電の予定などがツイートされることで
より正確な情報と、計画停電に対する東電の責任感などが
期待できそうです。

さらに、世界中から注目を集めている原発の放射線漏れ、
炉心の冷却に関する情報なども、ツイッターを通じて情報発信
されれば、一層注目されることは間違いありません。
これまでは社会の不安を無駄に煽ることの無いように、
バイアスがかかった情報や、開示されなかった情報などが
ありましたが、メディアを介さず、東電が直接情報発信
することで、より正確な情報が期待できそうです。とくに、
原子炉の電源復旧や炉心の冷却状況、気象庁の天気予測を
もとにシミュレートした放射線物質の飛散予測など、
東電が自ら情報を開示することを多くのツイッターユーザーが
待ち望んでいます。  


Posted by tksm2525