アップルがグーグルを抜いてブランド第一位

tksm2525

2011年05月12日 01:12

iPad2の世界的な大人気に加え、今後はiPhoneの後継機種である
iPhone5の発売なども控えているアップルが、世界のブランド価値
番付でトップに立っているという調査結果が出ています。

ミルウォード・ブラウン社という調査会社の調査によると、
2011年の世界ブランド価値番付で、米電子機器大手の
アップルがトップに立っていることが分かりました。上位8位
までが米企業で、日本勢ではトヨタ自動車の27位が最高位と
なっています。

1位のアップルのほか、2位には検索最大手のグーグル、3位には
IBMがランクインし、IT関連の企業が上位独占という
かたちになりました。4位以降は、マクドナルド、マイクロソフト
コカ・コーラ、AT&T、マルボロと、アメリカの企業が続いて
います。

ミルウォード・ブラウン社の発表で意外だったのはトヨタの
順位で、これまでの順位は不明ながらもブランド価値自体は
11%増で242億ドルと試算されています。昨年末から
執拗なバッシングをうけたトヨタですが、ブランド価値自体が
上昇しているのには驚きました。日本の企業ではこれ以外に、
NTTドコモが48位、ホンダが56位に入っています。
アジア圏では唯一、中国移動通信が9位とトップ10に
ランクインしています。

この調査は、世界の社名や商品名について人気度や将来性を
数値化して順位づけされたもので、集計は東日本大震災の前に
実施されています。大震災以降、世界中で大企業を巡る
さまざまな出来事が起きていますので、今順位付けすれば
まったく違った結果になるかもしれませんが、やはり、アップル
やグーグルなど上位のブランディングは揺るがないのでは
とも感じます。

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